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Avilion7周年記念!仮面舞踏会

2013年10月28日

Avilionという中世ファンタジーロールプレイングのSIMを紹介していきます。キングアーサー伝説とロードオブザリング(指輪物語)をベースにしたSIMです。

Avilionの7周年記念を祝う仮面舞踏会が今朝(月曜日6時:日本時間)Avilion groveのダンスホールで催されました。


この老舗のダンスホールはロールプレイングエリアではないので、普段はAvilionのイベントが開催されることはないのですが、設立記念の仮面舞踏会は毎年ここで催されます。Avilionで最初につくられた場所だからです。

出勤前のわずかの時間しか参加できませんでしたが、SIMが落ちそうになるくらいAvilion Order(Avilionのメンバー)が集まっていて、とても楽しく、また感動的でした。

今年のテーマは「Welcome home」。世界中の多様なバックグランドを持つ人々がここを"home"と感じることができることの素晴らしさを再認識することがテーマです。

RLではまったく価値観が違っても、様々な争いがあっても、とりあえず置いておいて中世ファンタジーロールプレイングという共通の世界に入り、楽しんでみる。すると争っている国の人とでも、まったく違う文化を持つ世界の裏側に住む人とだって楽しめる。これはAvilionのメンバーがみんな感じる驚きです。

Avilionの記念行事では恒例となっているLady Sのスピーチもありました。彼女が咳払いをしてスピーチを始めようとすると、「耳をふさがなくちゃ」「紅茶をとりにいかなくちゃ」とちゃかす声があちこちから聞こえますが、実はみんなとても楽しみにしているんです。

いつもながら、とても感動的なスピーチでした。Avilionの訪問者も住人もみんなが尊重されることを保障したルール「アビリオン憲章」を持っていることが、Avilionをとてもユニークな存在にして、セカンドライフにおいて「安全な場所」として広く知られるようになった要因だと力説していました。

招待状を書いたknightはそれを、セカンドライフにおける「安全な港のかがり火(a shining beacon of safe harbor)」と表現しました。

RLやSLでの価値観の違いや争いは忘れて、「アビリオン憲章」にしたがってコミュニティのメンバーを尊重し、楽しむ。

もしかすると、そんな活動に未来へのヒント、かがり火を見ることができるのではないかと思うのです。

「総合案内」の記事でAvilion全体のSIM構成を案内しています。
※メンバーになりたい方は「Avilionの入会方法」の記事をご参照ください。  


Posted by Ranger F at 23:44Comments(0)Avilion雑記

プロの翻訳者? その7(非表示処分!)

2013年10月26日

Avilionという中世ファンタジーロールプレイングのSIMを紹介していきます。キングアーサー伝説とロードオブザリング(指輪物語)をベースにしたSIMです。



投稿したブログが表示されないので、metabirdsのサーバーのトラブルでも起こったのか?と思いきや、なんと、「Avilion物語」全体が非表示処分にされていました。

metabirds運営者様からのメールによると「他の方からも対象が明確に判断される形での記載は禁止となります」とのことです。どの部分が該当するかの説明がなかったのですが、読み直してみて「対象が明確に判断」されそうな箇所を削除・変更し、再表示の設定に戻しました。

修正箇所は以下の3点です
1. 記事中に、Googleで検索することで対象の方のブログにたどり着ける記載があったので、削除しました。

2. ブログ名、および記事名のヒントになりそうな記述を単に「ブログ」に書き換えました。

3. 指摘はされていなかったのですが、規約を読み直しAmazonへのリンクを削除しました(1ヶ月以内)。書籍の紹介にとても便利なんですが……。


metabirds運営者様、上記の修正でも問題なら、具体的にどのような表現が問題なのかご教示ください。

「プロの翻訳者?」シリーズを書き続けているのは、以下の4つの理由です。

1. 僕が所属しているAvilionのメンバーが大切にしている文章を匿名とはいえ、あるプロの翻訳者の方に誤った文法理解に基づき不当に貶められたこと。さらに出典が明示されておらず、著作権を侵害されていること。

2. プロの翻訳者の権威で、誤った文法解説をしており、そのブログを見た方が誤った理解をしてしまう恐れがあること。誰かが指摘しないと、被害が拡散します。

3. 匿名をいいことに、過去にも不特定多数の方を誹謗中傷し続けてきたこと。

4. さらに僕の言ってもいない台詞を捏造するという不法行為が行われていること。

前回の記事(非表示になっていたので、この記事と同時掲載ですが)でも紹介しましたが、このブログの読者の方からIMをいただき(初めてお話しました)、このシリーズにご賛同いただきました。アメリカに住んでいてよく英訳を頼まれる方だそうなのですが、そのプロの翻訳者の方のブログでアメリカ英語を馬鹿にされているのを読み、不快な思いをなさっていたそうです。

プロの翻訳者なら、metabirdsのルールを隠れ蓑にして相手のブログを非表示するのではなく、堂々と議論すればいいではないですか。僕のアバター名を出典として、僕のブログを引用して反論すればいいのです。僕は非表示のお願いなんてしません。

ちなみに、あるプロの翻訳者の方は、ある読者からのコメントで「無断引用」という間違った言葉を使っています。“引用”は著作権法で定められた要件を満たせば、著作権者に“無断”で利用できることをいうんです。そして、引用の際には出典の明示が必要です。
  


Posted by Ranger F at 22:57Comments(0)Avilionの英語

チームワーク

2013年10月26日

Avilionという中世ファンタジーロールプレイングのSIMを紹介していきます。キングアーサー伝説とロードオブザリング(指輪物語)をベースにしたSIMです。

毎週土曜の午前11時(日本時間)に催されるCTA(Call To Arms)に参加しました。CTAはAvilionの戦争ゲームで、Ranger、Knight、Mage、Druid、Rogue、Dragonなどがチームを組んで戦います。アメリカ、イギリス、スペインなど世界中の人が参加しています。

CTAではとてもチームワークが大切になります。今日は同じチームのKnightのDに助けられました。

CTAではよくHealing Shrine(癒しの霊場)が設置され、戦闘で減ったhealth pointsを回復することができます(側にある旗をチームの色に変える必要があります)。

Healing Shrineは、分かりにくい隠された場所に設置されることが多いのですが、今回も主催者から出されたヒントは「Not an Exit」だけ。どこにあるのか、なかなか発見できません。

チーム用のチャットで場所を聞いても、いつものような答えが返ってきません。そうこうしているうちにhealth pointsが下限に近づき(全部なくなると死んでしまいます)、死を覚悟したとき、味方のKnightのDが現れ、洞窟の中へとつれていかれました。

迷路のような薄暗い洞窟を進んでいくと、やがて小さな滝の側にHealing Shrine用の旗が立っています。


振り返ると外に出られそうな穴が開いています。でも、そこが出口ではなくて(Not an Exit)、Healing Shrineだったのでした。

これをチャットで説明するのはネイティブスピーカーでも無理です^^ そこでKnightのDが直接助けに来てくれたのです。彼女はとても陽気なKnightで、チーム分けの間にも冗談を飛ばしたり、踊ったりします。


今回は最強のMageのSと同じチームで、チームワークもよく快勝でした。



Avilionのコミュニティでは、こうした戦闘イベントに限らず、お互いに助け合ってさまざまなイベントを盛り上げています。

この何回か英語の文法などについて書いてきましたが、多様性を大切にしてるAvilionには世界中から色んな人が集まってきて、細かいことは気にせずに、ネイティブでない人もみんな堂々と英語を使っています。

チャットでは、日本語だって打ち間違えるものです。英語ならなおさらです。

今日も「Greetings,Mugas S」と前述のSに挨拶して(正しくはMagus:魔法使いたちMagiの単数)、すかさずRougeのOがニヤッと笑って(ロールプレイングでは/me grinなどと入力して、本人の動作を「:」なしで表します)、「Mugas, I like that」とちゃちゃを入れてきたので、「僕は弓矢とtypoの専門家」だと開き直りました^^

大切なのは、お互いに楽しもうという気持ちです。英語はそのための手段でしかありません。Avilionの仲間たちは非ネイティブスピーカーにもとても親切です。たとえ間違った英語を使っても、ここ数回の記事で紹介してきた、あるプロの翻訳者の方のように「悪文」と見下したりはしません(この方は正しい英文を間違った英文法知識で見下していたのですが)。

今回のCTAが始まる直前に、このブログの読者の方からIMをいただきました。アメリカに住んでいる日本人の方で、よく英訳を頼まれるそうなのですが、僕が翻訳した「アビリオン憲章」を世界観をよくわかって訳していて問題ないと太鼓判を押していただきました。ありがとうございます!

この方も、あるプロの翻訳者の能力に疑いをもたれているそうです。
私も前回の記事で紹介したビックリする英作文を見て、さらに「?」が大きくなっています。

コメントなどでも何人かの方からはげましの言葉をいただきました。ありがとうございます^^


「総合案内」の記事でAvilion全体のSIM構成を案内しています。
※メンバーになりたい方は「Avilionの入会方法」の記事をご参照ください。  


Posted by Ranger F at 18:24Comments(0)Avilion戦記

プロの翻訳者? その6

2013年10月26日

Avilionという中世ファンタジーロールプレイングのSIMを紹介していきます。キングアーサー伝説とロードオブザリング(指輪物語)をベースにしたSIMです。



動詞と副詞の違いもわからずにアビリオン憲章を無断利用して貶め、僕の台詞を捏造している、あるプロの翻訳者の方がブログでまた珍説を披露なさっています。

この方は説明書の翻訳が専門だそうで、
もし操作を誤った場合に致命的なエラーが発生する場合があるという説明文を、英語にどう翻訳するか解説なさっています。

そして、If文を使うと長くなるからと(よほど"If"と"もし"がお嫌いなようです)、「An incorrect operation may cause……」という驚くべき英作文をなさっています。今回はお得意のコピペではなく、間違いなくこの方がつくったのでしょう。

そしてこれを「不定冠詞の条件的ニュアンス」として、学校英語止まりの私たちでは習わない用法として自慢なさっています。

そして「An incorrect operation」を「1つの間違った操作」という風な学校作文のような訳にしないようにとアドバイスしています。

さて、まず「incorrect operation」を「誤操作」という意味で使う場合、不可算名詞(数えられない名詞)として使うのが一般的です。「手術」という意味で使うなら可算名詞ですが。

不可算名詞に不定冠詞(a/an)を使わないのは学校英語の基本です。数えられないんですから。

それでも、あえて「incorrect operation」に不定冠詞を付けて条件的ニュアンスにすると、
「1つでも誤操作があると致命的なエラーを引き起こすかもしれません!」というニュアンスになってしまいます。そんな機械は怖くて使えません。あるプロの翻訳者の方が自慢なさっている頭のいい英国のお友達も、そんな説明書を見たらビックリすることでしょう。

英語はとても冠詞の使い方に厳密な言語で、「a/an」とくれば必ず「1つ」というニュアンスを含んでいます。日本語に訳す場合は省略してもかまいませんが、英語に訳す場合は要注意です。

『日本人が誤解する英語』(マーク・ピーターセン)によると、ネイティブは名詞に冠詞をつけるというよりも、「話すときも、書くときも、先に出てくるのは冠詞のほうで、そして、その冠詞に名詞が付きます。そればかりではなく、theか、aかによって、名詞の意味が変わる」のだそうです。

ネイティブはこんな表現をしませんので、使わないようにしましょう。

あるプロの翻訳者の方は、学校英語から基礎をじっくり学ばれたほうがいいでしょう。

マーク・ピーターセンの本もお勧めです。


日本人の英語 (岩波新書) [新書]
マーク・ピーターセン (著)

日本人が誤解する英語 (光文社知恵の森文庫) [文庫]
マーク ピーターセン (著)   


Posted by Ranger F at 08:00Comments(0)Avilionの英語

プロの翻訳者? その5

2013年10月24日

Avilionという中世ファンタジーロールプレイングのSIMを紹介していきます。キングアーサー伝説とロードオブザリング(指輪物語)をベースにしたSIMです。



ある翻訳者の方がアビリオン憲章(Avilionの世界観、ルールを共有するためにメンバーが尊重している文章です)を無断で利用して貶めていることに対する抗議の記事を「プロの翻訳者? その4」「プロの翻訳者? その3」「プロの翻訳者? その2」に書きました。

ある方は、アビリオン憲章に書かれている「we ask you to please respect the rules of our land」のpleaseはtoの後に来ているから動詞(喜ばせる)で、文法的に間違っているから作者はネイティブスピーカーではないと主張なさりました。「プロの翻訳者?」の記事で動詞ではなく副詞だと反論したところ、ブログ内にアバター名が掲載されているという理由でmetabirds運営者に頼んでその記事を非表示にして、ネイティブスピーカーでも悪文を書く人がたくさんいるという文脈に変更した経緯は、これまでの記事で紹介した通りです。

そしてある翻訳者の方は、最新の記事で、そのpleaseの使い方について英国にたくさんいるネイティブスピーカーのお友達に確認したことを自慢なさっています。さすがは英国にご留学なさっただけのことはあります。

そして……pleaseはあくまでも強調だそうです。動詞を強調するのは「動詞」ではなく、「副詞」っていうんですよ。

僕の台詞を捏造し、アビリオン憲章を無断利用した記事は、そのままです。

なお、1つ前の記事で不定冠詞の条件的ニュアンスについて、学校英語止まりの私たち向けにご高説を述べられていますが、その例文(今回は無断利用ではなくご本人で書かれたようです)も英国にたくさんいるネイティブスピーカーのお友達にチェックしたもらったほうがいいですよ。きっとビックリなさると思います。  


Posted by Ranger F at 23:05Comments(2)Avilionの英語