プロの翻訳者? その5

Ranger F

2013年10月24日 23:05


Avilionという中世ファンタジーロールプレイングのSIMを紹介していきます。キングアーサー伝説とロードオブザリング(指輪物語)をベースにしたSIMです。



ある翻訳者の方がアビリオン憲章(Avilionの世界観、ルールを共有するためにメンバーが尊重している文章です)を無断で利用して貶めていることに対する抗議の記事を「プロの翻訳者? その4」「プロの翻訳者? その3」「プロの翻訳者? その2」に書きました。

ある方は、アビリオン憲章に書かれている「we ask you to please respect the rules of our land」のpleaseはtoの後に来ているから動詞(喜ばせる)で、文法的に間違っているから作者はネイティブスピーカーではないと主張なさりました。「プロの翻訳者?」の記事で動詞ではなく副詞だと反論したところ、ブログ内にアバター名が掲載されているという理由でmetabirds運営者に頼んでその記事を非表示にして、ネイティブスピーカーでも悪文を書く人がたくさんいるという文脈に変更した経緯は、これまでの記事で紹介した通りです。

そしてある翻訳者の方は、最新の記事で、そのpleaseの使い方について英国にたくさんいるネイティブスピーカーのお友達に確認したことを自慢なさっています。さすがは英国にご留学なさっただけのことはあります。

そして……pleaseはあくまでも強調だそうです。動詞を強調するのは「動詞」ではなく、「副詞」っていうんですよ。

僕の台詞を捏造し、アビリオン憲章を無断利用した記事は、そのままです。

なお、1つ前の記事で不定冠詞の条件的ニュアンスについて、学校英語止まりの私たち向けにご高説を述べられていますが、その例文(今回は無断利用ではなくご本人で書かれたようです)も英国にたくさんいるネイティブスピーカーのお友達にチェックしたもらったほうがいいですよ。きっとビックリなさると思います。
Avilionの英語